「清須会議」(著:三谷幸喜)

三谷幸喜「清須会議」 (c)amazon.co.jp

三谷幸喜「清須会議」(c)amazon.co.jp

盆休みに嫁さんの実家に帰省した際、三谷幸喜著「清須会議」を読んだ。
三谷氏の作品を読むのは初めてだったんだが、氏初の歴史小説という触れ込みと、題材の「清須会議」と云うちょっと一般にはマイナーだけど個人的にヒットするネタに興味が沸いたので、買ってみたのだ。
私は本を読むのがめっぽう遅い「遅読」な人なので、ぶっちゃけ、「岳飛伝」の次巻が出るまでのつなぎにでもなればいいかなぁ…とか思っていたのだが…本書はあまりにも読みやすくて、さらには内容もめっぽう面白いので、まさに「あっ」と云う間に読み終わってしまった(笑)。
映画化も決定しているというので、登場人物のキャスティングを妄想しながら読めたってのもなかなか面白かった。
内容は戦国時代の「本能寺の変」(織田信長の死後)から「賤ヶ岳(しずがたけ)の戦い」(豊臣秀吉と柴田勝家の織田家の内紛)の間に挟まる織田家の重役会議
のネタなんだけど、重役連中の駆け引きとか、進行役の議事録とか、すべて現代風の翻訳で書いてあるので、かなり読みやすかった。そんな現代風な文体なのに、ネタの考察がしっかりしているので歴史小説を読んでるって感じも味わえて、なんか今まで経験したことのない面白い小説を読んだなって後味だった。
硬派な歴史好きから、歴史とかあんまり詳しくない人も、サクッと読める良書だと思いました。気になる人には是非オススメしたい本ですわ。

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